学生・研修医の方へ 曽我教授からのメッセージ

学生・研修医の方へ 曽我教授からのメッセージです。

 

心臓血管外科教室の特徴

鹿児島大学 心臓血管外科は、成人・小児まで心臓大血管、それから末梢血管に至るまで全ての領域を網羅しています。

手先の器用さは重要?

特別に器用さが求められるものではありません。トレーニングによって可能ですし、特に冠動脈みたいな細い血管1mm 2mmの細い血管に吻合する際には、それをサポートする拡大鏡や内視鏡・顕微鏡までありますので、安全で確実な吻合ができます。 

心臓血管外科はきつくて辛い?

心臓の病気ではなくても患者様が急変すれば、瞬間最大風速的には忙しい時はどの科であったってあると思います。心臓病・大血管の緊急症例では特にそういうシーンもないわけではありませんが、それが当然毎日あるわけではないんですね。忙しいばかりでは当然ありません。

一人前になるのに時間がかかる?

長くかかるイメージがあるのかもしれません。2年間の初期研修の後に5年目で外科専門医を取得後、7年目で心臓血管外科専門医を取得することが可能です。ですので、10年でまずは1人前と言われるレベルに到達できるのが最短かもしれません。

心臓血管外科医になっていいことありますか?

自己研鑽のその後に死の淵から患者さんを生還させることができる。それも自分の技術や知識を使って。それが達成できた時に大きな感動をもらえるんじゃないかと思います。とかく世間一般では高いハードルがあると思われがちなので、逆にハードルを越えた時の爽快感もあるんではないかと思います。

メッセージ

鹿児島大学 心臓血管外科には女性の医師もおります。また、先の呼吸器外科の教授の残された女性のための奨学金制度も現在あります。ですので、男性でなくても、女性でなくても誰であっても心臓血管外科を目指すことができます。

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